留学の意思が固まったところでやるべきことは出願準備です。今後の記事では米国大学院出願に向けた具体的な順序をご紹介します。

この記事では、出願の約1年半〜1年前に行った、以下の点についてまとめています。どれも重要だと思います。

POINT
  1. TOEFL対策
  2. 履歴書作成
  3. 希望する大学院(教授陣)の選定ならびにアプローチ

前回の記事はこちらです:

夢見る高専生がアメリカ大学院へ進学した話 Part 2.〜進学先を日本からアメリカへ編〜

1. TOEFL対策

基本は各大学院の出願要項に則して準備するのですが、TOEFL(Test of English as a Foreign Language)に関しては、どこの大学院であろうと日本からの出願者は必ず提出を求められます。

今ではIELTS(International English Language Testing System)も受理してくれる大学がほとんどのようですが、執筆時点では、未だにTOEFLのスコアのみを受け付ける大学院も存在します。

補足GRE()のスコア提出も必ず求められます。私の場合はTOEFLが一区切りつくまでは一切手をつけませんでした。

一般的にGREのスコアよりもTOEFLのスコアのほうが直接的に出願に影響しますので、可能な限り早めからの準備をおすすめします。

そして許容できるスコアを取得次第、GREの勉強に取り掛かるほうが効率的かと思います。

そういう私は、そもそもアメリカの大学院留学を志したのが出願の一年半前でした。

その頃は誰に相談するわけでもなく、自身で色々と留学するための情報を収集していたので、実際にTOEFL対策に取りかかったのは出願の一年前からでした。

その頃のインターネット上の情報では約3年前から準備するほうがいいと言われていたので、かなり心中焦っていたことを覚えています。

結果的には、当初目標にしていたスコアには及ばず、GREの対策をしないといよいよ大変なことになるところでTOEFLの準備は打ち切りとなりました。

なので、TOEFLのスコアUPのための具体的な方法については他の高得点を取得された方々のブログやウェブサイトをご覧いただくほうが良いと思います。

振り返れば、もっと早いうちから誰かに相談して海外大学院の出願に必要な準備を把握できていればと思うこともなくはないのですが、終わってしまったことは変えられないので、この記事をご覧いただいている方々に少しでも早く準備に取り掛かってもらえれば、それはこの上ない本望です。

2. 履歴書作成

実はこの履歴書(Resume)に関しては、出願において必ず提出を求められるものではありません。(各大学院に依ります。)

しかし、この記事で後述する意中の教授陣にアプローチする際にとても有効なアイテムとなりますので、この時点で自身の履歴書を作成しておくことは得策だと思います。

といっても、日本で目にするような履歴書ではありませんので、アメリカで一般的とされる履歴書を作成するためには多少に時間を要しました。

補足CV (curriculum vitae)とは異なります。

読者の方々には、この記事を通して少しでも効率的にご自身の履歴書を作成する一助となればと思います。

私の場合は、インターネット上の情報とある友人のお兄さんのアドバイスを参考に作成しました。その方は学部から修士までアメリカの大学/大学院で過ごされたという経歴をお持ちでしたので、強いて言えばその方のアドバイスを基本にしました。

アメリカで用いられる履歴書には確固としたフォーマットがあるわけではないのですが、やはり傾向として共通する項目はいくつか挙げられます。

その共通項目さえきちんと記していれば履歴書として十分成り立つと思いますので、私が作成した履歴書の例と共にそれらをご紹介したいと思います。

履歴書(Resume)の例 (PDFファイルはこちら

・学歴 (Education): 図中A

一般的に閲覧者は上から順に読んでいくので、最上に最新の学歴情報を記載するほうが良いと思います。

・研究活動 (Research Experience): 図中B

複数の研究活動実績がある場合は、学歴の欄と同様に、新しいものが上部にくるように配置します。

また、簡潔にどのようなことをして、どのようなことが得られたか等を箇条書きでも良いので記載します。その際には、主語(”I” や “Our research group”など)は省略することが多いようです。

・関連する課外活動や資格/スキル、受賞歴など: 図中C

これらは、出願先で希望する研究に関連するものであればあるほど効果的だと思います。特に受賞歴は自分の能力を客観的に評価してくれるので、一つでもそういった経験がありましたら、積極的に記載するほうが良いと思います。(何ならもっと履歴書の上部に)

これら2点(もしくは3点)に加えて、氏名や連絡先が記載されていれば十分に履歴書として扱ってくれる思います。所属

要は、自分が何者か簡潔に表す文書であればどのような形式でも構わないということです。

3. 意中の大学院(教授陣)の選定ならびにアプローチ

数多とある大学院をある程度絞るために、アメリカ内での大学ランキングを参考にしました。分野別で検索するほうが好ましいかと思います。

実際に私が使用したのは、U.S.Newsの分野別大学院ランキング(アメリカ合衆国内)でしたが、QS World University Ranking by Subjectでは世界の大学を対象としてなおかつ分野別のランキングが掲載されています。このQS World University Rankingが最も正確だと言われています(ある別の方のブログ記事にて)

実際に発表元によってランキングは多少なりとも変動していますが、あくまでも一番大切なのは大学名ではなくその中の特定の研究室ですので、自分の中での出願する大学院をふるい分けする程度の気持ちで、いくつかのランキングサイトを確認してみるのが良いと思います。

ある程度出願したいなと思った大学院が決まったら、次に各大学院の中から興味のある研究をされている教授の先生を探します。

その際に、自分が面白いなと思う研究をしている先生が見つからないことも当然ながらあります。

興味のある研究をしている先生がいる大学院がある程度定ったら、実際にコンタクトしてみることをおすすめします。

私は興味のある教授の先生方に片っ端からメールをおくりました。(その際にはこの記事の二つ目の項目でご紹介した履歴書を添付しました。)

返信がこない先生や断りの返信をしてくれる先生がいる大学院は、たとえ出願して合格するほどの能力があったとしても入学後どうするのかという問題が出てくるので、優先順位が自ずと下がります。

一方で、ポジティブな内容の返信が来た場合には、第一印象は好感触だったということがわかります。そこで更なる話を持ちかけることも検討して、出願までに現地に出向いて面識を作っておくということも一つの手段だと思います。

最後に

以上が大学院出願の準備に際して、私が行った最初の3項目になります。

次回は、

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